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「きーたー!!これは僕のターン!…だよねぇ?」byレスト [喋り場]

アンケートパークで。

「西洋関係はわからんな。ハロウィンとは何だ?仮装に南瓜…?」
(祭りだ祭り。ま、何の祭りかはオレも知らねーケドなぁ?)
「役に立たぬな、揺鬼。」
(テメェいつまでその呼び方すんだよ。イクス様だっつってんだろうが!)
「己に様付けとは呆れて物も言えぬな。」
(言うな。じゃー言うな。)
「あれ、終名さんお久し振りですー。」
「…汝、名は何と言ったか…」
「やだなー、レストですよ~。終名さんもアンケートですか?」
(つまんねぇ、帰ろ。)
「ああ。只、質問の意味がよく分からぬ故迷っていた。…それよりやつれているが病気か?」
(無視かよ。ケッ)(消)
「違いますよ。ここのところ忙しくて睡眠が―あ、アンケートもハロウィンなんだ~シーズンですねぇ。」
「はろうぃんとは何か知っておるのか?」
「今じゃ仮装祭りですねー。子供が仮装して家を回るんですよ。『TRICK or TREAT』、お菓子かイタズラかってね。それにしても大雑把な分類だなぁ。」(苦笑しながら「悪魔」押し)
「だな。」(隙間を縫って「カボチャ」押し)
「猫も来ていたか…。」
「あーオレ今レストんトコでバイト中だから一緒にな。もー糸クズだらけなんだけど~?」
「…二人で何をして居る?」
「ハロウィン用衣装の仕立て販売!」
「瞬影君がいて助かったよ~。今年はなんか去年より注文増えちゃってさー。寝る暇も…」
「商売繁盛は結構なことでゴザイマスヨ。おや、今回は選択肢が…(悩)。」
「クラウン・クラウンさん!…あれ?髪染めたんですか?」
「そろそろ特別営業期間ですノデ。ハロウィン仕様でゴザイマス。」
「…いつの間にやら奇態なのが増えたな。道化師か。」
「オレ見たコトあるー。街で大道芸っつの?やってた。」
「お二方にはご機嫌麗シュウ。クラウン・クラウンと申しマス。」
「オレ瞬影ー。んで、押さねーの?」
「年中仮装しているようなものデシテ…この中に心惹かれるものがないのでゴザイマスヨ。皆様どうなされマシタ?」
「未だ。」
「この中なら悪魔かな~って。」
「カボチャ!本物ならなおよし!」
「…瞬影様、仮装でゴザイマスヨ。そちらの…お方は決めかねマスカ?」
「正直言ってこの中に終名さんに似合うのないねぇ。魔女…じゃないし。」(まじまじ)
「オバケっつってもシーツとか間違ってもかぶせらんねーカンジ?」
「少々失礼イタシマス。(終名の単を取って)…いかがでゴザイマショウ?」
「ああ、雪女!」
「つか終名似合いすぎー!!」(爆笑)
「…ほう、さほどまでして我を化け物扱いしたいか。」
「え?や、だからそれがハロウィンの仮装なんだってば!」(汗)
「夜にお会いしたら迫力倍増でゴザイマショウネ…(感心)。」
「ちょ!クラウン・クラウンさん~っ!!」
「そうか………ならば……」
「終名さん早まらないでー!!」
「とばっちりなんてジョーダンじゃねーぞ?!」

(ぽち)

「で、ゴザイマスネ。」
「へ?」
「あ…その他…?」
「用は済んだ。ではな。」(あっさり去る)
「…殺されっかと思った…マジ。」
「はは、気抜けちゃった…。」
「こういう見極めもワタクシの仕事には欠かせませんノデ☆おや、着物を返し忘れマシタ。追いかければ間に合いマスネ。」(人混みを軽くすり抜け)
「…なんつーか、大道芸人ってスゲェ…。」
「プロだねぇ。さ、僕らは戻って仕立ての続きだよー。」
「げ、まだやんの?!」
「まだ注文の2/3しか終わってないよ~。」
「労働条件の改善を要求するー。もー2日ろくに寝てねーし!」
「現物支給で良ければねー。にのまえ君に持って帰れば喜ぶんじゃないかな?」
「にのまえ喜ばせてもなー…はぁ。」



あら、今回は私の出番なしですのね(不満)。
いいですわ、暇だからヤシロに来た手紙でも晒してあげましょう。
☆さめ宗家めぐ様がやってらしたのを見てつい出来心。


初恋の人からヤシロさんへお手紙が届きました。
________________________________________
ヤシロ、元気?
今でも玉の輿に乗る夢を追いかけていますか?「私は勝ち組になる」って毎日言っていたヤシロをなつかしく思います。

おれのことが面倒くさかったのか、話し合いもせずヤシロが一方的に連絡を断ったあのころから、もう12年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。

あ、そうそう、手紙を書いたのには特に理由はないんだ。ただ部屋の掃除をしていたらヤシロからの昔の手紙が出てきたから、なつかしくなって。びっくりさせたかな。

今思うと、うちらの恋愛ってひどかったなぁと思います(汗)。あのころおれはわりと嫉妬深くて、男子とよく話すヤシロにいつも文句を言っていたけれど、ヤシロは平気で「だったら女子に頼んでおくから自由に話せばいいでしょ」とおれに言い返していましたね。ヤシロの言うことはいつも正論すぎて、黙らされたのをよく覚えています。

そういえば、おれはともかく、ヤシロにとっては初恋でしたね。最初のころのヤシロは、手をつないだときに手汗をびっしょりかいていたと思います。あれはなんだか、こっちも緊張しました(笑)。

まだラブラブだったころ、ヤシロはおれに「私ね、男って顔で決まるとは思わないの」といつも言っていましたね。よかれと思って言っている言葉が人を傷つけるあたりは、天然爆弾のヤシロらしいなぁと思います。今も相変わらずなのかな。

恋愛を総合的に考えれば、おれはヤシロと付き合えたことを、とても感謝しています。キツイことを言われたときに耐える方法や、言い返したい気持ちを無理矢理封じ込める方法をこの恋愛から学びました。どうもありがとう。

いろいろ書いたけど、おれはヤシロが大好きでした。これからもヤシロらしさを大切に、あと、ときどき生えてくる太い腕毛を大切にして(笑)、いつか幸せになってください。

またいつか会いましょう。では。

P.S. おれと付き合った過去をみんなに隠しているって本当ですか?


少しめぐ様と同じ部分もありますが、おもしろいです。
玉の輿に乗る夢とか勝ち組になると言っている時点でこの男とは長く付き合う気がないのがバレバレですね(笑)。こんな男はきっぱりと面倒です。相手にしたくない。
12年前はひたすら本の虫で手紙なんて書いた記憶はありませんが。ていうか軽く図書館stkされてた頃じゃないですか。全く気付かなかったけど!
リアルでも正論で黙らせた覚えがあります。キツイことを言ったり反論を許さなかった覚えもあります。
なかなか的確(感心)。ひどい恋愛ですね、確かに。
だけど深読みするまでもなく軽い口調の裏でえらく恨みがましい手紙だなぁ…ゴミ箱直行だい♪

それにしても、あれだけしか事前調査なかったのによくぞここまで…。
追伸で聞くって、これ返事を要求されてますよねー。おそらく本当ですよ☆
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さめ宗家めぐ

ヤシロさん家も、ハロウィン付いて来たのですね。
のしんのお店も、ハロウィンぽく演出してやりたいなぁ。

手紙…確かに一文、うちの初恋の人とかぶってますねw
私も女子らしく、正論ばかりを並べるタイプなので、旦那様には
なるべく出さないようにと思っています…。
by さめ宗家めぐ (2009-10-13 13:27) 

ヤシロ

イベント時に忙しいのと我関せずなのがいます~。今回は忙しい人たち中心。
のしん氏のお店、ハロウィンらしくするといったらメニューでしょうか?それとも内装?どちらにしても楽しめそうです☆

はっ!実は同一人物?!(笑)
なまじその辺の男よりも情より論理優先に見えるようで、毎回必ず「可愛げがない」といわれまする。「あはれ」より「をかし」が好きなの!(それは別次元)
絶好の喧嘩の火種になりますー。
めぐ様のように大人にならねば!…おそらく無理ですが(爆)。
by ヤシロ (2009-10-13 18:45) 

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