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ドラムでぐっちゃんぐっちゃんにされる洗濯物の気分がよーくわかった [看守の独り言]

長らくの放置でへたってて面白かったからあえてアイコンにしてみたのですが…普通に使うとサイズ的に潰れて何がなんだか。ただの枝垂れた木に見えます。
gremz残念すぎます。異常気象だからってむくれるなぃ☆(違)
早急に替える必要がありそうです。
ちなみに100×100だとこうなっています。
icon-a1.jpg
結構頑張って空をドット単位で塗り潰したのに、その努力が全くうかがえません。あーはー☆
失声が治ったのでマスク姿のクラウン・クラウンはやめようと思い立った結果がこれでした。
本体まだ多少へたってますよ。多分。
フリー絵は今しばらくお待ちくださいまし…(滅)。



この1週間半、何かが起こっていたようです。
自業自得だったり勘違いだったりと色々あるのですが、ぶっちゃけるとレスト、存在の危機。
Meenaのように脳内移住か、別アカウントにお引越しです(その場合レベル1からやり直し♪)。
もしくは私が完全にリヴから手を引くかもしれません。
その辺はまだ吹っ切れていないので未定ですが…

早い話が振られたのですよ。サイドバーにも書いてありますね。
ついでなので(?)むつがみも。

昨日花さんのところで初めて絵茶というものをやらせていただいたのですが、そこで判明。
いつの間にかレのお相手の音虹くんが離れてしまっていたらしく、受け入れ先も決まっているとのこと。
私とレにはま・さ・に・青天の霹靂★
最後の方では絵も描かずに別れ話ばっかりしていました。鬱陶しいチャットでございます(苦笑)。
それと同時にむつがみの方もパニール氏と関係解消ということで、白紙に戻りました。
しばらく傀儡屋名義の島には近寄らない方がよろしいかと思われます。どんよりしています。

最後に描いたむつ。
etyamutsu.jpg
まだ機能がさっぱりなので鉛筆のみで…色ってどうやって塗るんですか?(真剣)
一発描きってものすごーく苦手なんですよ…(←下書きは大量に線描く人)。

むつがみは口約束でしたがパニール氏と結婚の約束までしていたので、しばらく抜け殻です。
つーさんがいまだにダメダメなので、余計なことをしないようにixが監視役としてあてがわれます。



追記から、絵の方がどうしても描けなくてずーーーーーーっと保存しておいたレストと音虹くんの出会いSSを載せておきます。
長い上に今更感ひしひしなので読まなくて結構です。私が置いておきたいだけです。自己満足。
★注意
・戦闘描写や血描写あります
・擬人化された管理リヴのピロールさんが出てきます(白城花様宅設定)



*** *** ***
目を覚ますと外は曇り空だった。
雨の匂いのない、ただ薄暗いだけの空。
しばらく外を眺めてから、レストは着慣れた牧師服ではなく動きやすいシャツとパンツに手を伸ばした。

「エレノアさんおはよう。」

「~。……。」

振り返った黄緑色の妖精は、部屋着でも牧師服でもないレストの格好を見てすぐに悟ったらしい。
黒い目でじっとレストを見つめると、ふいと窓から外へ飛び出した。

「気、遣わせちゃってるなぁ。食事くらいは作るつもりだったんだけど…。」

エレノアの飛び去った窓をぼんやりと見ながらレストは呟いた。
しばらくぼんやりしてから自室に戻ると、布や細工道具で埋まった部屋の棚の上から、厚手の布を巻きつけてひっそりと置いておいた長物を手にした。

***

ずっ。

倒れた細長く大きな体。
それを刺し貫いた槍を引き抜く手ごたえにもレストは眉ひとつ動かさない。
オオカマキリの緑色を基調にした服がまたじわりと血に染まるのをじっと見下ろす。
まばらな雑木林は曇った空と相まって嫌な具合に薄暗い。その中で見る血の色は妙に現実感を欠いていた。
レストの方も浅い傷はいくつか負っていたが、気にするほどのものはない。
軽く息を吐くと、レストは死体に向かって声をかけた。

「ごめんね、手合わせに付き合わせちゃって。」

略式に十字を切る。片手には血の滴る槍を持ったまま。
槍の穂先を持って来た布で軽く拭うと、レストは死体に背を向けて歩き出す。
次の獲物と遭遇するまで、ただ歩く。

***

「腕はそんなに落ちてなかったかな。それは良かったんだけど…」

返り血を跳ね散らした自分の服に目をやり、レストはため息を吐いた。
午後もそれなりに時間を回り、そろそろ帰らないと夕食を作るのに間に合いそうにない。

「コレで帰ったら余計に気遣っちゃうよね。やっぱり。」

服の前を引っ張って今自分がいると思われる場所を推定する。
よく散歩に出ては迷子になっているが、何年も住み、出歩いたホームグラウンドならさすがに覚えようというものだ。

「えーと、あっちの廃屋に服のストック置いてたよ…ねぇ?」

額に指をあてて記憶を辿ってみるが、いまいち自信はない。

「まぁ…行ってみて損はないかな。帰り道の方角だし。」

とりあえず、とレストは雑木林の中に傾いで建つ、今は誰のものとも知れない廃屋へと向かった。

***

思わず鼻を覆いたくなる臭いが濃く立ち込めていた。
それはさっきまで嗅いでいたものと同じ、錆のような臭気。ただ、濃密さが違う。
雑木林から建物の裏側に出たレストは眉を顰めた。
戦闘態勢まではいかないものの、気を張って高窓しかない建物の横、そして玄関のある正面へと回る。
そこでレストは目を見開いた。
黒色でもわかるほどぐっしょりと血を吸った服をまとった青年が倒れていた。
慌てて駆け寄る。

「僕…ちゃん、と……殺った…?」

仰向けにして抱き起こすと、あちこちの傷口から新たに血が流れて下生えを濡らした。
額に角を持った青年は薄く目を開けてはいるが、青いその目に力はなく、うわ言めいた言葉を口にするのがやっとのようだった。

「ちょ、喋らないで!」

言葉を繋ごうとする度、力のかかる場所から血が溢れる。
とにかく応急処置、と青年を抱き上げ、蝶番の緩くなったドアを蹴り開けたレストは絶句した。
壁や床一面に血のペイントが施され、中に揃っていた家具類はめちゃくちゃに破壊され散乱していた。
そして入り口からすぐの場所に、大きな血まみれの体。
体の特徴からモンスターだとわかる。
一瞬後ずさったレストは、その体が全く動かないことにすぐに気付いた。胸の上下動すらもない。

「死んでる…?」

疑念は残ったが、抱えている青年の方も猶予がない。
ひとつだけ、部屋の隅の方に残っていた作り付けのベンチにそっとその体を下ろし、血まみれの服を剥いだ。

***

包帯代わりに自分の服を裂き、ひとつの傷の出血をなんとか弱めると次の傷へ。
ひとつの言葉を呪文のように呟きながらそんなことを繰り返して青年の体のほとんどがレストの着ていた服と幸いにも置いてあったストックで覆われた頃。

「おや、生きていたんですか。」

唐突に背後から声がかかった。
応急処置中横に放っておいた槍を掴むと、レストは振り向きざまその喉に槍の先端を突きつけた。

「怖いですねぇ…敵じゃありませんよ?私は彼を回収しに来たんです。」

もう死体だと思ってましたけど、と小さく加えられた言葉にレストは無言で殺気立つ。

「私をご存知ありませんか?案内パーク管理人のピロールと申します。」

その言葉にレストの緑色の目が見開かれる。
顔立ち、首の巻き毛、服装、よく見れば確かに見覚えのある姿だった。

「彼にはちょっと仕事を手伝ってもらったんですよ。本当はこっちに全員で来る予定だったのですけどね、途中で事情が変わっちゃいまして。彼だけでなんとかなるだろうと判断したんですが…まさか相手があれとは、とんだ判断ミスでした。」

あれ、と呼んだ死体にあごをしゃくってピロールはのんびりと髪をいじる。

「…モンスターハンターだったんですか?」

疑っている気配を隠そうともせずにレストが問うた。

「あくまで管理としての仕事ですよ。そっちの彼は、まあ派遣みたいなものでしょうか。とにかく現在は私が彼の責任者です。」

どうも場にそぐわない笑顔で青年を引き渡すよう要求されたレストは、何か釈然としないものを感じながらもその言葉に従った。

***

『私たちのことは他言無用でお願いします。あなたも、今回のことは忘れた方がいい。』

ほとんど自分のものではない血にまみれて帰りエレノアに大騒ぎされた次の日、レストが廃屋に行ってみると全てなくなっていた。

戦闘の痕跡だけが何もかも、一切。
家は相変わらず傾いで建ち、窓は鈍く光を通し家具は古くて埃っぽい。
血の跡も臭いも全くなく、ストックの服が無くなっていなければ夢だったかと錯覚しそうなほどだった。

「忘れた方がいい…か。これだけのことが出来るんだから、にらまれると確かに厄介だよねぇ。」

前日に青年の体を横たえたはずのベンチに腰を下ろし、レストはぽつりと呟いた。

「まぁ…それでもいいけど。」

***

それから一ヵ月ほどが経った。
「忘れる」つもりだったはずのレストは、気付けばほぼ毎日のように廃屋へと足を運んでいた。

「何で来ちゃうかなぁ、僕。」

かつて廃屋の玄関に通じる小道があった茂みをがさがさと掻き分けると、ふと甘い香りを嗅いだ。
チョコレート。
人の来ない場所にこれほど似つかわしくない匂いもない。
レストは最後の茂みに足を取られつつ、廃屋の正面に立った。

「…誰?」

発せられたのはやや頼りなげに聞こえる青年の声。
黒い服、ドアの前でこちらを振り返るピンク色の髪から角が突き出していた。
青い目がじっと見定めるようにレストを見つめる。

「教会の人?」

言われて、レストは自分が青年と似た牧師服を着ていることに気が付いた。

「えーと、正式な関係者じゃないよ。たまたま飛び入りしちゃった感じ、かなぁ?」

へらりと笑うが、青年の表情は動かない。

「目…みどり…。」

何かを思い出すように呟かれた言葉にレストが首を傾げると、

「僕を、助けてくれた人?」

甘い匂いがふわりと近付いた。
やや下からじっと青い目に見つめられる。

『忘れた方が…』

「やっぱり、その目…見たことある。」

『忘れ…』

「僕の、命を救ってくれた人…でしょう?ずっと僕に『死ぬな』って、言ってた…。」

『忘…』

「うん、一ヵ月くらい前の話、だね。」

レストは青い目をしっかり見返して答えた。

「僕の名前はレスト。この近くに住んでるんだよ…君の名前は?」


<END>
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